アンコールワットだけがカンボジアじゃないっ!

アンコールワットだけがカンボジアじゃないっ!by TNKトラベル

カンボジア駐在の日本人がアンコールワットだけじゃないカンボジアの魅力をお届けします!

【旅行準備】カンボジア旅行の前に知るべき14のこと


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アンコールワットがあることで有名なカンボジア。

アンコールワットの最寄り町であるシェムリアップは、常に世界中から集まる多くの観光客でにぎわっています。

今回はシェムリアップ在住スタッフがカンボジアに来る前に知っておくべきことをお伝えいたします!

 

1. アンコールワットはめちゃくちゃ広い

カンボジアのアンコールワットの写真

カンボジアといえばアンコールワット。

みなさんはアンコールワットとその周りの遺跡を全部回ろうと思ったら、どれくらいかかると思いますか?

 

結論から言うと最低でも5日は必要です。

アンコールワットとは上の写真にある、アンコール遺跡群にある最大の寺院の名前です。

しかし日本では「アンコールワット=アンコール遺跡群」という考えが定着しています。

アンコール遺跡群は総面積約400k㎡という広さを持っているため、最低でも5日間は必要となる訳です。

 

2. 主要通貨はアメリカドル

カンボジアの通貨である米ドル

意外に知られていないですが、カンボジアではアメリカドルが普通に使われています。

自国通貨のリエルは主に1ドル以下のお釣りや、少額の売買でのみ使われます。

カンボジアで米ドルが主要通貨として使われている理由は、簡単に言うと過去にリエルが廃止されたこともあり、通貨として国民からの信用が薄いことが一つ。

そして廃止されたタイミングで国連が米ドルを流通させたことがあります。

 

ですのでカンボジアに渡航する際はアメリカドルに換金しましょう。

 

3. 治安が良い

シェムリアップのパブストリート

カンボジアと聞くと貧困が激しく、治安があまり良くないというイメージを持っている方も多いと思います。

しかし実際は外務省の海外安全情報でも危険レベルは1に設定されており、通常の海外旅行レベルの注意を払っていれば問題はありません。

 

わたしも普段シェムリアップで生活していても、治安の面で身の危険を感じることまずありません。

しかし夜の出歩きは他の国でもそうですが十分に注意しましょう。

 

4. ビザ取得は簡単

カンボジアビザ承認

カンボジアへ入国する際には滞在日数に関係なくビザの取得が必要になります。

何かと面倒なイメージのあるビザ取得ですが、カンボジアのビザは比較的容易に取得可能です。

 

日本で事前に取得される場合は日本にある大使館、またはウェブで申し込みが可能です。

また、アライバルビザといって入国時に取得することもできます。

どのやり方にもメリット・デメリットがあるので自分に合った方法で取得しましょう。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

5. ご飯が美味しい

低価格でカンボジア料理を提供するレストランスプーンズ

カンボジア料理と言われてもパッと具体的なものを思いつく方は少ないと思います。

わたしもカンボジアに来る前は食に関して一切期待していませんでした。

しかし実際に住んでみてご飯の美味しさに驚きました。

 

期待してなさすぎたというものありますが、ローカルの現地民向けのお店でも、安くておいしい料理を楽しむことができます。

ローカルの屋台などだと食中毒など心配される方もいると思いますが、基本的には問題ないです。しかし可能性はゼロではないので、リスクを避けたい方は行かない方が無難です。

 

6. 物価はそこまで安くない

シェムリアップのナイトマーケットのTシャツ

先述したように貧困のイメージの強いカンボジアは、物価も安いと思っている方が多くいます。

しかし実際は周辺のベトナムやタイなどの東南アジア諸国とさほど変わらないか、ものによっては少し高かったりします。

 

その理由としては、カンボジアは自国の産業が発達しておらず、生活用品や食品に関してもその大部分を輸入に頼っているということがあります。

詳しい物価についてはコチラをご覧ください。

ページ下部にもリンクがあります

7. タクシーがいない

値段が安いカンボジアのトゥクトゥク

カンボジアにはタクシーというものがなく、その代わりに写真にあるトゥクトゥクと呼ばれる乗り物を街中で多く見かけます。

メーターなどはついておらず、値段は交渉次第。

大体の目安ですが、1㎞で$1.5くらいです。

アンコール遺跡へも多くの観光客がトゥクトゥクで行きます。

 

8. 住所がない

ロケーション

驚かれるかもしれませんが、カンボジアには住所がありません。

厳密に言うと、都市部においては体裁的に決められた住所のようなものは存在しますが、その住所を聞いても正確な場所にたどり着ける人はいません。

 

しかしそれではトゥクトゥクなどで行きたい場所に行くときに困ってしまいます。

ではどのように目的地に向かうのかというと、電話を使います。

トゥクトゥクであれば、ドライバーさんに目的地の人に電話をかけてもらい、そこまでの行き方を聞きます。

そういう訳なので、カンボジアでは自分の宿泊するホテルの電話番号は絶対に控えておきましょう。

 

9. Wi-Fiはそこらじゅうで拾える

Wi-Fi

海外旅行をしていて困るのが電波がないという状況です。

しかしカンボジア、特にシェムリアップは観光地なので多くのカフェやレストランにフリーWi-Fiがあります。

 

空港などでもポケットWi-Fiのレンタルサービスなどがありますが、かなり高いです。

どうしてもネット環境が欲しいという方は、現地でのポケットWi-Fiレンタルがオススメです。

もしSIMフリーのスマートフォンを持っていれば、現地のSIMカードを利用するのも一つの手です。

 

10. トイレに紙を流してはいけない

カンボジアのトイレ

カンボジアのトイレにはほとんどの場合、ごみ箱が横に置いてあります。

トイレを使用する際は紙は流さずに、そのごみ箱に捨てるようにしましょう。

配水管がとても詰まりやすいので紙を流すと詰まりの原因になります。

 

11. 雨季はスコールが多い

カンボジアの雨

カンボジアには四季はないですが、雨季と乾季があります。

雨季はだいたい5月~10月で、長い雨ではなく短い時は数分、長くて1時間くらい急に降ってきます。

遺跡観光中だと雨宿りできる場所がなかったりもするので、雨季にカンボジアに行く際はカッパや折り畳み傘などを持っていくことをオススメします。

 

12. 日差しがとんでもなく強い

カンボジアの日差し

カンボジアの日差しは恐ろしく強いです。

しかも遺跡観光などに行くと一日中外にいたりするので、日差し対策は万全を期する必要があります。

日焼け止めはもちろん、大きめの帽子やサングラス、できれば薄手の長袖で羽織ることができるものがあればベストです。

暑い中長袖を切るのは抵抗があるかもしれませんが、それ以上に日焼けのダメージの方がのちのち響いてきます。

 

13. 水着を持っていくべし

カンボジアのプール付きホテル

アンコールワットのお膝元、シェムリアップは内陸の街で海はありませんが、多くのホテルにプールがあります。

暑い日では気温が40度にもなるシェムリアップ、ホテルでの時間を楽しむためにも水着はマストアイテムです。

 

14. アンコール遺跡以外にも魅力がたくさん

カンボジア第二の世界遺産プレアヴィヒア寺院

カンボジアというとアンコールワットのイメージが強すぎて、他に何もないと思っている方が多くいます。

しかし、カンボジアには知られていないだけで魅力的な場所やお店がたくさんあります。

上の写真はプレアヴィヒアと呼ばれるカンボジア第二の世界遺産に登録された、山の上にある寺院遺跡で撮影したものです。

その他にもシェムリアップの街中には可愛らしい雑貨屋さんがたくさんありますし、町から40分くらいで行けるトンレサップ湖という湖には大規模な水上生活村もあります。

"カンボジアにある東南アジア最大の湖トンレサップ/

シェムリアップの中心部にある日系旅行会社のTNKトラベルでは、シェムリアップ滞在を最大限に楽しめるよう様々なツアーをご用意しています。

→ アンコールワット・シェムリアップ←
→周辺遺跡、市内観光ツアーはこちら ←

 

 

まとめ

以上の14のことを押さえていれば、カンボジア旅行の最低限の心構えはできたのかと思います。

旅行にトラブルはつきものですが、しっかり準備してカンボジア旅行を楽しんでください!

 

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