アンコールワットだけがカンボジアじゃないっ!

アンコールワットだけがカンボジアじゃないっ!by TNKトラベル

カンボジア駐在の日本人がアンコールワットだけじゃないカンボジアの魅力をお届けします!

私の大好きなプレアヴィヒア寺院遺跡を観光するべき3つの理由


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ハロー!

シェムリアプー支店よりちあきがお届けいたします!
(最近自分の中で、シェムリアップを”シェムリアプー”と言うことが流行っています)
(響きが可愛くないですか??!) 

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今回は私の激押し遺跡、プレアヴィヒア寺院
ぜひ皆様にも行ってほしくて筆(キーボード)を取りました。

 

 

プレアヴィヒア寺院とは?

プレアヴィヒア寺院とはカンボジアとタイの国境近くにあるダンレク山地内、海抜625mの断崖の頂上にあるヒンドゥー教寺院です。
クメール人によって9世紀末クメール王朝時代にヤショーヴァルマンⅠ世の命により建設が始まりました。
11世紀ごろに大幅に増築されたと言われおり、完成までに200年近い年月がかかったとされております。

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2008年7月にアンコール遺跡に続き、第2の世界文化遺産に登録されましたが、隣国タイとの国境問題でしばらく揉めたため、一般観光客のために開放されたのはつい最近。


アンコール遺跡と異なり、まだまだ観光客が少ないため今注目の世界遺産として大プッシュ中です!

なんで”今”プレアヴィヒアなのか

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個人的なお話になるのですが、実はわたくしカンボジアに来て
一番最初に行った遺跡がこちらのプレアヴィヒア寺院なんです。

え、アンコールワットじゃなくて?


はい、そうです。プレアヴィヒアです。


元シェムリアップ支店の久保や、大先輩やなぎーさんが撮ったり書くブログ記事に完全に感化され、あの景色を私も見たくなり。。

ずっと ずっと ずっと、行きたくて行きたくて行きたくて、、、

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カンボジア配属になったら絶対に行こうと思っていた場所の一つだったのです。
そんな私の憧れの場所、それがこのプレアヴィヒア寺院でした。

片道4時間の場所も、ハロン湾で慣れてるのでへっちゃら。(元ハノイ支店スタッフ)
そんなカンボジア第二の世界遺産の魅力をお届けします。

 

理由1:見たこともない絶景に出会える

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上述の通り、プレアヴィヒア寺院は海抜625m、標高547mの断崖絶壁の上に建てられており、中央祠堂の裏側から見える景色は一見の価値あり。
眼下に広がるカンボジアの大地は思わず息をのむ素晴らしさ。

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どこまでも続くかのような緑の絨毯と青い空が広がり、奥の方はその境目がわからなくなります。

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もちろんこの場所は写真スポットにもなっており、ロープの柵は設けられておりますが、一段下がったところに座り絶景をバックに写真撮影ができるようになっています。
もちろん、この絶景をバックにすればどんなポーズもいい感じに決まります。

 

ジャンプするもよし、

ぼーっと耽ってみるもよし、

背を向けて立つだけでもかっこよく決まります。

  

インスタ映えもご覧の通り。

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思わず周りの友達に、「これどこで撮ったの?!」と聞かれること間違いなし。

 

また、実は自然の景色を見ることは心に癒しの効果をもたらすと科学的にも証明されております。
特に、外部からの情報の8割は視覚からとも言われているため色が無意識的に心身に大きな影響を受けるようです。


プレアヴィヒア寺院の断崖から見えるは、心を整えたり、疲労回復をしたい人に特におすすめです。
この景色を見たら、自分の悩みがちっぽけに思えてきました。

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理由2:入場料がアンコールワットよりも安い

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そうなんです、安いんです!!\(^0^)/ヤッターヤッター


1日券が$37、3日券が$62、7日券が$72もするアンコールワットの入場料ですが、
プレアヴィヒア寺院の入場料はたったの$10


世界的に見てもアンコールワットの入場料は高いと言われておりますが、
プレアヴィヒア寺院は1/3以下に抑えられます。

寺院に行くためにはバイク($5/1台)か四輪($25/1台)に乗って頂上まで行かなければいけないのですが、それでも$15前後に抑えられます。
アンコールワットの入場料が高くて敬遠していた学生たちにも、何人かで集めて行けば安く済ませることもできちゃいます!


この先、入場料が上がる可能性は極めて高いため、今のうちに行くのがおすすめです!(アンコール遺跡の入場料は1年間で2倍近く料金が上がりました。。)


理由3:クメール人の計り知れない根性と厚い信仰心を知る

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一言で言います。


よく建てたよ、クメール人!!!

そうなんです。私は感動したんです。
よくこんな高い場所に、断崖絶壁にこんな寺院造ったな、と。


しかもその原動力が、厚い信仰心と王様への忠誠だったなんて、、、!
今でこそ、カンボジアの人口の90%は上座仏教を信仰しておりますが、
当時はヒンドゥー教がこの地域では信仰されておりました。

そのため、寺院名の「プレアヴィヒア」とはクメール語で
「神聖な寺院」という意味のサンスクリットから来ています。


昔はクレーン車も、トラックもないにもかかわらず、
人と象の力だけであの寺院を完成させました。

行って頂くとわかるのですが、プレアヴィヒア周辺は岩で滑りやすくなっており、少し歩きにくく、また勾配が急で登るのも一苦労するんです。

そんな足場が悪い中、自分よりも大きくて重い石を何個も何回も運んで、、、

 

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この、美しい神聖な寺院を建てるために何人の人々が汗水流しながら建設にかかわったのでしょうか。

そんなクメール人の計り知れない根性と厚い信仰心をここプレアヴィヒアで感じ取ることができます。
きれいな状態で残っているレリーフにそっと手を触れながら、
ぜひその先人たちの困難と1000年以上前に建てられたその歴史に思いを馳せてみてください。


プレアヴィヒアの問題とこれから

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実はこれだけおすすめしてきたプレアヴィヒア、一点だけ弱点があるんです。

それはシェムリアップ市内から遠いというところ。
道が舗装されたとはいえ、車で片道3時間ほどかかってしまうんです。
トゥクトゥクで行けるような距離じゃありません。。

ガソリン代が高いので安い軽油を使用している車が多いですが、故障しやすかったり下手したら爆発するなんてうわさも、、
弊社では安全なガソリン車を100%使用しているので、快適に安心して行けますよ。

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また、せっかく世界遺産に登録されたもののその距離が問題でなかなか遺跡の修復が進んでいません。
形あるものはやがて壊れていきます。

価値あるこの寺院を守るために、まだまだ様々な支援が必要なようです。


まとめ

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普通に考えれば1000年以上前に作られた建物がいまだに残ってるのはすごすぎです。
また観光客がいないタイミングは断崖絶壁に寂しく寺院が建ち、なんとも哀愁漂う雰囲気が個人的には好きです。

最近まではタイとの国境問題で治安も心配されておりましたが、
2018年8月現在、治安の心配もなく入場の際にパスポートの提示も特にありませんでした。

破風に残されたシヴァ神やインドラ神のレリーフは感嘆ものです。
遺跡好きもそうでなくても、一度は見ておくべき絶景。

 

皆様もぜひいかがでしょうか?

TNKでは定期的にキャンペーンも実施中!

せひチェックしてみてください(`・ω・´)

www.tnkjapan.com

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それではまた来週!