【要チェック】カンボジアの物価ってどのくらい??
さて本日は現地在住スタッフが気になるカンボジアの物価についてお伝えいたします。
正直な話、私は実際に来るまでカンボジア=発展途上国=物価安いというイメージがありました。
しかし実際のところそこまで安くないです!!
産業に乏しく、輸入が基本のカンボジア
特にアンコールワットがあるシェムリアップは観光地かつ田舎であるため、首都のプノンペンよりも少し物価が高いというのが現状です。
そしてカンボジアに来て驚いたのは米ドルが主要通貨として使われていることです。
カンボジアにはリエルという自国通貨もあるのですが、基本的に1ドル以下の売買やお釣りに使われています。
それでは実際物価がどのくらいなのか見ていきましょう!
※2017年4月現在のシェムリアップの物価を参考にしています
1. 飲み物
気温も高く日差しも強いカンボジアでは自然と飲み物を購入することが多くなります。
正しい物価を把握しておくことで無駄な出費やぼったくりを回避できます。
【水500ml = $0.25】
暑い暑いカンボジアで生きていくために必要なお水。
500mlのペットボトルは大体$0.5くらいが平均的な値段です。
【コーラ500ml = $1】
カンボジアのコーラで面白いのは、どこから輸入したかによって全く値段が違うということです。
350mlの缶でも日本から輸入しているものは$1.8くらいします。
【アイスコーヒー1杯=$1.5~2】
カンボジアにもカフェはそこそこあり、アイスコーヒー1杯でだいたい$1.5くらいですが、外資のチェーン店などではもう少し高かったりします。
【フルーツシェイク1杯=$1~1.5】
シェムリアップの街を歩いていると、路上でフルーツシェイクが売っています。
バナナシェイクやストロベリーシェイクなど豊富なバリエーションが揃っています。
【缶ビール350ml=$0.55z~】
乾季だと日中の気温が40度近くにもなるシェムリアップ。ビールは比較的安いです。
安いバーだとだいたい一杯$0.5で提供しています。
【サトウキビジュース1杯=$0.25】
タックオンパウと呼ばれる、サトウキビジュースは地元民に人気なドリンクで主に路上で販売しています。
観光客が値段を聞くと$1とか言われるので、何も言わず笑顔で1000リエル($0.25)を渡しましょう。
2. 食べ物
食事に関しては使おうと思えばいくらでも使えますが、本当に節約しようと思うのであれば、ローカルの屋台などで1日$10以内で抑えることもできます。
【マンゴー1個=$1】
フルーツの類は他の東南アジア諸国と比較しても大きくは変わらないくらいです。
路上の屋台で売っているマンゴーであれば1つ$1くらいで手に入れることができます。
【チャーハン1人前=$2.5】
レストランや屋台など比較的どこでも食べられて、味も無難なのがチャーハン(バイチャー)です。もちろんお店にもよりますが、ローカルのレストランであれば$2.5くらいで食べることができます。
【観光客向けレストラン1食=$20】
観光客向けに整備されて、席も多数用意されているようなレストランで食事をすると、日本で食べるのと大して変わらないくらいの値段になります。
前菜が$3~8、メインが$10~15で飲み物なども含め、1人当たり大体$20くらいです。
【日本食レストラン1食=$6~10】
シェムリアップ在住の日本人の方がよく行くような日本食屋さんは、1食だいたい$6~10くらいです。
その他のそこそこのクオリティの外食系レストランも同じような価格です。
3. 移動手段
シェムリアップは小さい町ですが、ホテルが市内中心部でなかったり、遺跡まで行こうと思うと歩いて行くのは困難です。
ホテルによっては無料で市内送迎を出しているホテルもあるので、しっかり確認しましょう。
【トゥクトゥク1㎞=だいたい$1.5くらい】
シェムリアップではタクシーが全くと言っていいほど走っておらず、観光客は上の写真のようなトゥクトゥクと呼ばれる移動手段が最もメジャーです。
こちらのトゥクトゥクもちろんメーターもありませんし、決まった値段というものがありません。
大体の感じですが1kmで$1.5くらいが目安ですが、あとは交渉次第です。
乗る前にドライバーさんに目的地を伝えて、値段交渉をしましょう。
遺跡や空港へ行く際はある程度相場が決まっており、空港ホテル間はホテルの位置にもよりますが、大体$5〜8です。
アンコール遺跡に行く際はコースによって相場が決まっており、定番の小回り(アンコールワット、アンコールトム、タプローム)だと$15〜20くらいです。
【レンタルバイク1日=$15〜20】
シェムリアップでは街の至る所にバイクレンタルのお店があり、個人経営のレストランなどでもバイクレンタルを行っていたりします。
自由に遺跡を巡りたい人には丁度いいですが、事故などが起きたときが少し面倒です。
【レンタサイクル1日=$2~5】
シェムリアップは小さい町なので、市内観光であれば自転車でほとんどの場所に訪れることができます。
ホテルやゲストハウスで無料貸出を行っているところもあります。
またアンコール遺跡も町中から自転車で40分ほどで行くことができます。
ただとても暑いので水分補給と日差し対策はしっかりしましょう。
4. 宿泊
旅をするにあたり絶対に必要なのが宿です。シェムリアップには約800の宿泊施設があり、今もなおその数は増え続けています。
ゲストハウスから5つ星ホテルまで値段はピンキリですがざっくりとした相場感をお伝えします。
【ゲストハウス1泊=$5〜$15】
バックパッカーに人気なのは低価格ですませることのできるゲストハウスです。
ドミトリーであれば1泊$5くらい、個室であれば$10〜$15くらいです。
日本人経営のゲストハウスもいくつかあります。
【3つ星ホテル1泊=$20〜60】
(Cenrtal Boutique Angkor Hotel)
ゲストハウスはちょっと嫌だけどなるべく安く泊まりたい人には3つ星ホテルがおすすめです。3つ星ホテルでも無料の空港送迎がほとんどの場合で付いています。
【4つ星ホテル1泊=$40〜100】
さらに上のランクの4つ星だと相場はこのくらいになります。
4つ星になるとプールが付いているホテルがほとんどです。
【5つ星ホテル1泊=$100〜400】
シェムリアップには約70の5つ星ホテルがあります。
ちなみに上の写真は2016年11月にオープンした「J7」というホテルです。
5つ星ホテルにしては安いホテルも多くあります。
5. ガイド付きツアー
カンボジア観光の最大の目玉といえばアンコールワットをはじめとした遺跡観光。
本当にただ安く写真だけ取りに行きたいのであれば、自力で行くのも一つです。
しかし歴史や見どころなどを詳しく教えてくれるガイド付きの遺跡ツアーは、遺跡観光を最大限に楽しむには欠かせないものだと言えるでしょう。
アンコール遺跡の入場券はツアー料金と別途かかるので注意しましょう。
(1日券=$37、3日券=$62、7日券$72)※2018年2月現在の料金です。
【アンコール小回り+夕日鑑賞=$60~$48】
先ほども少し紹介したアンコール小回りツアー。
こちらは定番のアンコールワット、バイヨンという寺院が有名なアンコールトム、遺跡に絡みつくガジュマルの木が印象的なタプローム、そしてプノンバケンという山の上にある遺跡から夕日を鑑賞するというものです。
日本語ガイドと車での移動が付いています。
定番!アンコールワット+トム+タプローム+夕日鑑賞1日ツアー
【アンコールワット朝日鑑賞=$10】
日によって全く違うアンコールワットを楽しめることで人気の朝日鑑賞ツアー。
朝は5時集合でアンコールワットから昇る美しい朝日を見に行くツアーです。
世界一の朝日をアンコールワットで!アンコールワット朝日鑑賞ツアー
【ベンメリア遺跡半日=$45】
ベンメリアは天空の城ラピュタのモデルになったとも言われている人気の遺跡です。
アンコール遺跡ではないのですが、シェムリアップから1時間半ほどで行くことができる比較的近い遺跡です。
天空の城ラピュタのモデル!? 魅惑のベンメリア遺跡半日観光ツアー
【プレアヴィヒア寺院一日=$145】
プレアヴィヒア寺院はタイとの国境付近にあるカンボジア第二の世界遺産で、650mの絶壁の上に寺院が建てられています。寺院自体もとても美しいのですが、プレアヴィヒアはその絶景がとても人気の寺院です。
シェムリアップからは片道3時間半と遠いですが、行く価値はアリです。
その他にも日本語の現地オプショナルツアーあり。
詳しくはこちらから
↓ ↓ ↓
アンコールワット・シェムリアップ
周辺遺跡、市内観光ツアーはこちら
6. その他生活費など
もし長期での滞在を考えているのであれば、生活費に関しても知りたいところです。
カンボジアは電気も輸入に頼っているため光熱費は安くありません。
【電気代1kw=$0.25】
東京電力だと1kw=20〜30円なので、カンボジアの電気代は日本とほとんど変わりません。
【水道代1kl=$0.5】
水道代は日本の半分かそれより少し安いくらいです。
【ガソリン1L=$0.9】
ガソリンは日本よりは安いですが途上国にしては高めです。
まとめ
どうでしょうか。カンボジアの物価についてある程度感覚はつかめましたか。
工業製から農作物、食品、資源、電気まで諸外国からの輸入に頼るカンボジア。
途上国だからといって、決してそこまで安いわけではありません。
節約する術としては、食事をなるべくローカルのお店で済ませること、宿は良いところでも破格で泊まれるところもあるので、よく探してみることだと思います。
お越しになる際にはくれぐれもぼったくりに注意しましょう。
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