アンコールワットだけがカンボジアじゃないっ!

アンコールワットだけがカンボジアじゃないっ!by TNKトラベル

カンボジア駐在の日本人がアンコールワットだけじゃないカンボジアの魅力をお届けします!

アンコールワット旅行 2泊・3泊では物足りない!なぜ1週間程度の滞在がオススメなのか訳を教えます。


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チュムリアップスオ!

夜中に気づかず賞味期限切れの牛乳を飲んだら、腹痛に襲われてトイレに1時間籠もる羽目になったヤナギーです。牛乳の賞味期限は守りましょう。

 

世界中からたくさんの人々を魅了するアンコールワット。日本からの直行便がなく、現地の滞在は2・3泊という人がほとんどです。

しか~し!

実は、2・3泊程度では物足りないと感じる人が多く、できれば1週間程度の滞在がオススメなんです!

そこで、今回は「なぜ1週間以上の滞在がオススメなのか」をご紹介させていただきます。

なぜ1週間以上の滞在がオススメなのか

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1週間以上滞在する魅力は後述させていただくとして、まずは3泊4日の場合の簡易的なスケジュールを紹介させていただきたいと思います。

 

<滞在例:3泊4日の場合>

(※成田発ハノイ/ホーチミン経由シェムリアップ往復の場合。)

2018年7月現在、アンコールワットのあるシェムリアップは日本からの直行便が無いため東南アジア諸国での乗り換えが必須となります。そのため、基本的には移動のために往復で2日も使用しなければなりません。

 

《1日目:移動日》

10:00 成田国際空港発ハノイ行き VN 311便(フライト時間:約5時間15分)

13:15 ハノイ・ノイバイ空港着

[乗り継ぎ] (待機時間:約2時間10分)
15:25 ハノイ・ノイバイ空港発シェムリアップ行き VN 837便(フライト時間:約2時間10分)
 17:10 カンボジア・シェムリアップ国際空港着

ホテルへ移動後、夜の市内散策など。

 

《2日目:アンコールワット遺跡群の観光》

5:00頃 アンコールワットへ向けて出発、朝日鑑賞を行う。朝日鑑賞後は一度ホテルへ戻り、朝食を食べる。

8:00頃 再度アンコール遺跡群へ向けて出発。最初はアンコールトムを見てまわり、その後タ・プローム寺院、昼食後はアンコールワットの第三回廊を目指し、最後に夕日鑑賞。

18:00頃 ホテルへ帰着。

18:30頃 ホテルを出発し、カンボジアの伝統舞踊アプサラダンスショーの会場へ移動。

19:00頃 アプサラダンスショー開始。ビュッフェスタイルでカンボジア料理を楽しむ。

21:00頃 ホテルへ帰着。

 

《3日目:郊外遺跡観光+移動日》※機内泊

8:00頃 ホテルのチェックアウトを済まし、"天空の城ラピュタ"のモデルとも言われるベンメリア遺跡に向けて出発。

 

19:35頃 シェムリアップ空港着。飛行機の搭乗手続きを行う。

21:35  シェムリアップ空港発ホーチミン行き VN812便(フライト時間:約1時間10分)

22:45  ホーチミン・タンソンニャット国際空港着

[乗り継ぎ] (待機時間:約1時間25分)

 

《4日目:移動日》

00:10  ホーチミン発成田空港行き VN300便(フライト時間:約5時間50分)

08:00  成田国際空港着

 

上記をご覧いただけば分かるように、主要な観光場所はまわれますが、逆に言うと「主要な観光場所しか」回れません。アンコール遺跡群は大小様々規模の遺跡が点在しており、どれも各遺跡毎に歴史的な背景が存在し、その建物自体の趣も異なります。それらの遺跡を見ようとするとどうしても3泊では足りません。次に、1週間滞在の魅力をお伝えしようと思います。

 

1週間滞在の3つの魅力

朝日鑑賞のチャンスが増える!

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アンコールワットの朝日鑑賞は非常に人気が高く、リピーターも多いアクティビティの1つです。世界遺産アンコールワットの後ろから太陽が昇っていく様子は神秘的な美しさが感じられます。

しかし、この朝日鑑賞ですが天候に左右されやすく、雨季のシーズン(5月~10月)などは全く見れない日も多くあります。

また、アンコールワットの入場券は1日券$37/3日券$62/7日券$70となっています。

御覧いただけばおかわりになるかと思いますが、数日券を買うほうが1日あたりの料金が安くなります。1日券だけで朝日鑑賞に行こうと思っても、雨が降っていたり、曇っていたりすると綺麗な朝日が拝めず、断念せざるを得ません。

そのため、絶対に綺麗な朝日を見学したい場合には、3日券以上を買っておくのがオススメです。早朝から雨が降っていて諦めなければならない場合でも、3日券以上を買っておけば、翌日以降にまたチャンスがあるので!

 

↓朝日鑑賞に行けるツアーはこちら 

www.tnkjapan.com

アンコール共通券で郊外の遺跡も行けちゃう!

実はアンコール遺跡のチケットは共通券になっていて、シェムリアップ郊外にある遺跡も観光が可能って知っていましたか?

ココでは、共通券で行くことのできる3つの遺跡をご紹介します。

 

①バンテアイ・スレイ

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シェムリアップ市内から車で約1時間の場所にあるヒンドゥー教の寺院遺跡です。

バンテアイ・スレイは「女の砦」を意味しており、「東洋のモナリザ」と評される美しいデヴァター像が有名で、特に欧米人の人気が高い観光地です。

 

②クバールスピアン

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シェムリアップから北東へ約50kmにある、シェムリアップ川の源泉と言われている場所です。

ヒンドゥー教の神様が岩場や川底に彫られており、特に1,000本以上のリンガ(サンスクリット語で"男性器"。シバ神の象徴)が水中に浮かび上がる様子は神秘的です。

 

③ロリュオス遺跡群

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シェムリアップ南東に約15km離れた場所にある、アンコール朝初期の遺跡です。

アンコールワットに遷都されるまで8世紀末〜9世紀の間「王都ハリハラーラヤ」として栄えていました。

 

これらの遺跡を見ることが出来るのも1週間滞在だからこそです!

 

↓これらの遺跡に行くことの出来るツアーはこちら

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カンボジア第2・第3の世界遺産遺跡を見学できる!

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カンボジアは1992年にアンコールワットが世界遺産登録されてから、2018年7月現在までに更に2つの世界遺産が追加されています。

その1つが「プレアヴィヒア寺院(2007年登録)」で、タイとの国境近く標高625メートルの山頂に展開される天空寺院です。

もう1つは「サンボープレイクック(またはソンボープレイクック/2017年登録)」と呼ばれる建築・美術様式が他には類を見ない美しさを放つプレアンコール期(7世紀初頭)に建造されたレンガ造りの遺跡群です。

ただしこの2つは共に、シェムリアップから片道3~4時間の場所にあり、どうしても1日がかりでの観光になります。

短期滞在では中々時間を割くことが出来ない観光場所なので、1週間以上滞在される場合には絶対に行ってみましょう!

 

↓これらの遺跡に行くことの出来るツアーはこちら

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まとめ

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カンボジアは年々物価が上がってきており、アンコールワットのチケット代も2年前と比べるとほぼ2倍近い料金に上がっていたり、カンボジア第三の世界遺産「サンボープレイクック」も世界遺産登録された半年後には$3だった入場料が$10に値上がりしています。

今後も同じように遺跡の入場料が上がることが考えられるので、行ける時になるべく多くの遺跡に行っておくことがオススメです。