アンコールワットだけがカンボジアじゃないっ!

アンコールワットだけがカンボジアじゃないっ!by TNKトラベル

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【微グロ】カンボジアの人気シルクファームで植樹体験&工房見学


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こんにちは o(* ` ω ´ *)o
TNKトラベルシェムリアップ支店の久保です!


桑の苗木をもつ久保(左)と先輩(右)
先日アーティザンアンコールというカンボジアの伝統工芸の保護と発展のため、工房やショップ、そして職業訓練校を運営している団体の「植樹ツアー」に参加してきました。

↑以前もアーティザンアンコールの手工芸体験に参加させて頂きました。
ししくら先輩の活躍が楽しめる記事です。


アーティザンアンコールの専用バス
シェムリアップ市内中心部の本店からバスで移動します。
この日は視察ツアーということで、我々の他にも20名くらいの参加者がいました。

参加者の9割がカンボジア人でバス内は中学生の遠足みたいなテンションでした。


トゥリア村の道
まずやってきたのはトゥリア村という村にある漆塗りの工房です。
アーティザンアンコールの運営する工房はカンボジア中にあり、各地で教育の機会に恵まれなかった人たちの雇用を促進しています。


工房内にある漆塗りの作品
漆塗りといっても漆器から上の写真にあるような絵まで様々です。
こちらの工房ではそういった作品たちがどのように作られていくのかを見ることができます。


真剣に作業する村の女性たち
久保が訪れた時はニスを塗る作業を行っていました。
2回ニスを塗るらしいのですが、1回塗り乾いたらサンドペーパーで表面を滑らかにして、2回目のニス塗りを行います。ニスを塗ったことによってできる表面の些細な凹凸を紙やすりで平らにしていくという細かい作業です。

久保がやったら2分で飽きそうな作業ですが、ものすごい集中力でシャカシャカと磨いていました。


乾燥中の作品たち
一通りの作業が済んだ作品たちは作業部屋とは別になっている乾燥用の部屋で乾かされます。
漆の乾燥には適度な湿度が必要なため、細かい湿度の調節をしていました。
乾かすのに湿度が必要ってなんだか不思議。


アーティザンアンコールのシルクファーム
漆塗りの見学が終わると、植樹を行うシルクファームに移動。
8haという広さ(東京ドーム約2個分)のこちらでは、シルク商品を一から作っています。


アーティザンアンコールの桑畑
その広大な土地の大部分を占めるのがシルクを作るために必要な養蚕に欠かせない桑を育てるための畑です。

今回の植樹ツアーでも桑の木を植えてきました。


ししくら先輩の「あなをほる」
初めての植樹ということで、緊張を隠し切れないししくら先輩でしたが、四苦八苦しながらも無事に穴を掘れたようです。


ししくら先輩の初植樹
その流れでスムーズに植樹を終えた先輩。
会心の植樹を終え、感慨深い表情を浮かべていました。


アーティザンアンコールのシルクファーム内
シルクファームの敷地内にはこのような建物がたくさんあり、それぞれの建物で異なる工程を進めています。
この建物では蚕の繭から糸にする製糸を行っていました。

アーティザンアンコールの職業訓練校で約半年間の訓練を受けた人たちがこのシルクファームで働いています。


生後1か月ほどの蚕
こちらのシルクファームでは蚕を育てるところからシルクを作っているおり、上のような繭を効率よくとるためのかごや、桑の葉と蚕がびっしり詰められた箱などもありました。

さすがにびっしりの方は絵的にやばいので載せません。
しれっとインスタの方には載せるかもです。


繭に包まれた蚕
上の写真がさらに時間が経過し、繭をつくっている蚕です。
繭の中でさなぎになっており、これらを一か所に集め天日干しにします。

カンボジアで採れるシルクは写真のように黄色みが強いことから、ゴールデンシルクと呼ばれています。


集められた繭
そうして天日に干された繭が上のように集められます。


熱湯に入れて繭から糸を取り出す
先ほどの繭を熱湯に入れることで繭がほぐれて糸を取り出せるそうです。久保は初めて見たのですごく新鮮で面白かったです。


取り出した糸を紡いでいく
そしてこちらでは先ほど取り出した糸を紡いでより太くしています。
よくみると使われている機械は木製で、自転車の車輪が使われていたりと手作り感満載になっております。


横糸の染色部分を調整している
次は実際に織る作業をしている建物に来ました。
上の写真は横糸に柄をつけるため、染色しない部分に糸をしばりつけている様子です。

とんでもなく細かく、ミスが許されない作業です。


織り機でシルクスカーフを織っている
このシルクファームでは実際に織り機を使って機織りをしている様子も見学することができます。

こちらも繊細な作業で時間もかなりかかります。
伝統的な折柄だと、2mのスカーフを仕上げるのに5日ほどかかるそうです。


シルクファーム内のショップ
シルクファームの中にはシルク製品はもちろん、カンボジア各地で作られた伝統工芸品などを購入できるショップがあります。
さっきまで作っている工程を見ていたものの完成品を見るのは何だか変な感じでした。

施設内にあるブルーパンプキン
シルクファームの中には見学で来た人が休めるカフェスペースがあります。
ブルーパンプキンというカンボジアにいくつか店舗を持つ人気カフェです。

↑市内のブルーパンプキンにいった時の記事


ツアーに参加した人たちも一休み
こちらのカフェで軽食をとってツアーは終了。
植樹ツアーと言いながらも植樹以外にも色んな体験をさせて頂きました。

実際の植樹ツアーではシルクファームのみの訪問となります。
日本語のガイドさんも付いてくれるので英語が苦手な方でも安心して参加できます。

《ツアーの詳細》
ツアー名:アーティザンアンコール・グリーンツアー
参加料金:65ドル
所要時間:約3時間
集合場所:ご宿泊ホテルお迎え
ツアー催行日:平日のみ

こちらのツアーには併設ショップで使える10ドル分のクーポンも付いています。
ツアーのお申込やご質問はTNKトラベルまでお問い合わせください。
TNKトラベルカンボジアお問い合わせ


シルクファームからの帰り道
植樹体験も楽しかったですが、個人的にはシルクファームの見学が知らないことばかりで面白かったです。
家族での参加もおすすめのツアーです!

以上、シェムリアップより久保でした。

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