【要注意!】ベトナム再入国および空港でのアライバルビザに関して※2017年最新追記あり
おはこんばんにちは!
今回は海外旅行で重要な査証(ビザ)について。
ビザ免除に慣れっこの日本人には思わぬ落とし穴にハマることも(;_;)
近年、ビザランの取り締まりが厳しくなっている東南アジア。
ベトナムでは2015年1月1日からビザ免除の規則に変更があり、良く知らなかったために楽しい旅行が台無しになってしまった。。。
という事案も発生しています。
※ビザランとはビザ免除措置を悪用し、本来の目的の短期間の観光ではなく非正規に長期滞在すること。
「ビザ免除国A→第三国→ビザ免除国A」と繰り返しビザ免除措置を受けることをいいます。
目次
ベトナムビザ免除法令改定の詳細
繰り返しになりますが、2015年の1月1日からベトナムへの再入国のルールが変わりました。
簡単に言うと、
一度目のベトナム入国(約2週間)はVISAなしOK(概ね現行通り)。
ベトナムを出国してから30日以内にベトナムへ再入国するにはVISAが必要。
また、ビザ免除措置に関しても、入国時点でのパスポート残存有効期間が3ヵ月以上から、6ヵ月以上に変更となっています。
再入国について、ベトナム1カ国のみをご観光される人は特にこのルールを気にされる必要はないのですが、「隣国(例えばカンボジア・ラオス・タイ)にも行きたい!」という人にとって少々厄介な事になりました。
そこで2015年7月から、若干の規制緩和として指定空港でのアライバルビザ取得が5ドルで、できるようになりました。
アライバルビザは取得が大変?!
し・か・し
このアライバルビザ取得がとても大変だったというお話をチラホラと聞いております。その裏付けを取るかのように、アライバルビザの取得に関してレポートをご旅行者様より頂きました。匿名であれば、掲載されても良いというお許しをいただきましたので、レポートの一部を以下にご紹介致します。
2015年9月23日にシェムリアップからホーチミンに空路で再入国されたAさんの場合。
※Aさんの状況は「ホーチミン(入国+宿泊)→カンボジア(入国+宿泊)→ホーチミン(入国+宿泊)→バンコク(乗り継ぎ)→日本」というスケジュールでした。
-----------------------------------------(原文より抜粋)-----------------------------------------
ベトナムへの再入国に関するレポート
まず、シェリムアップ空港では20時間以上後のフライトの発券はシステム上出来ないそうです。
その為、ホーチミンでビザを申請することにしましたので、そのやり取りが何かの役に立てればと思い簡単ですが、状況をご報告いたします。
在ベトナムの日本大使館の情報で確認し、空港でもアライバルビザ がとれると判断しましたが、ご指摘の通りホーチミンの空港では明らかに賄賂をとるための嫌がらせとまた、担当者の無知?もあり、大変苦労しました。
アライバルビザと言って申告しているのにもかかわらず、就労ビザの用紙に記入しろと言って聞きません。
アライバルビザが45USドル、就労ビザが詳しくは覚えていませんが、90USドルくらいだったでしょうか。
また、他の国の申請者は写真代は必要としていないにもかかわらず、日本人とドイツ人だけが写真代として5ドル請求されました。
私は、アライバルビザの申請用紙に写真を添付して提出しましたので、申請用紙を返してほしいと伝えましたら、そんな書類は見当たらないとの事で結局5ドルを払い写真撮影。
その後、どんどん次から他国の旅行客が来ますが、スムーズに処理され、日本人7人とドイツ人1人だけが残され、どうなっているのかと確認しても、もう少し待てと言うだけで、重ねられた日本人とドイツ人のパスポートを処理する気配がありません。
その後、何度も日本人が状況を確認しに、担当者に聞きに行ったのが良かったのか、トータル3~4時間程でアライバルビザが発行されました。
しかし、日本人が一人や二人なら高額の賄賂を要求されるか、こちらが賄賂提案するのを待っていたかと思います。
結局ビザはとれましたが、大使館がホームページで記載してある空港でアライバルビザが取得可能の情報はやはりあてにしない方が良いとおもいます。えらい目にあいます。
-----------------------------------------(終わり)-----------------------------------------
上記の通り何とか再入国用のアライバルビザを取得できたものの3,4時間もの時間を要されたとの事です。
東南アジアあるあるとして、
①現場レベルまで新ルールの認知が広がっておらず、手続きが滞る。
②旅行者が情報に疎いのをいい事に賄賂や料金以外の手数料を要求してくる。その為、業務を遅滞させる。
などがあります。
ベトナム再入国でトラブルを避ける為には
①旅程を変更しベトナム再入国を無くす。
②ベトナムビザを事前に取得しておく。
が考えられます。
①旅程を変更しベトナム再入国を無くす。
「日本→ベトナム(滞在)→第三国(滞在)→ベトナム(滞在)→日本」を
「日本→ベトナム(滞在)→第三国(滞在)→ベトナム(乗り継ぎのみ)→日本」
もしくは
「日本→ベトナム(乗り継ぎのみ)→第三国(滞在)→ベトナム(滞在)→日本」
に変更するもの手段の一つです。
ベトナムで乗り継ぎ(トランジット)のみの場合であればベトナム入国にカウントされないので入国が1回で済みます。その場合に気を付けるべきことはベトナムと第三国間のフライトで荷物の取り扱いがどうなっているか。
ラゲージスルーされない場合は一度ベトナムへ入国しターンテーブルにて荷物を受け取らなければ行けなくなります。
②ベトナムビザを事前に取得しておく。
どうしても旅程を変更できない場合はこの方法になります。
日本のベトナム大使館、
※シングルビザをご取得の場合、1度目の入国の際ビザに「USED」のハンコを押されないようにご注意ください。
また第三国(カンボジア等)に比較的長期でご滞在される場合はその国で取得可能です。(ご自身で大使館、領事館において取得される場合は約一日、代理取得の際は約3~4日かかります。あくまで目安です。)
ビザに関する法令は改定される場合があります。
事前に大使館からの情報などをチェックしましょう!
特に1度目はビザ免除が適応されても、2度目の入国でビザ免除適用される為の条件を設定している国が増えてきています。
参考URL:在ベトナム日本国大使館/ベトナム査証免除措置に関して
尚、2017年よりタイのビザ免除に関しても法令に変更がございました。
↓また、外部サイトになりますが、とてもわかりやすく解説される記事がございましたので、リンクを貼らせていただきます。
事前に取得しておいて、旅行の際に憂いなきようにしましょう!
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