アンコールワットだけがカンボジアじゃないっ!

アンコールワットだけがカンボジアじゃないっ!by TNKトラベル

カンボジア駐在の日本人がアンコールワットだけじゃないカンボジアの魅力をお届けします!

日本人がカンボジアの田舎に泊まってみた 〜第2章 未知との遭遇〜


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チョムリアップスーーオ!!!

 

先日プールで魚を捕りました。

嘘のような本当の話。こういうことがあるからやめられません。

東南アジア面白すぎ。

散々楽しんだ後に「来た道じゃない方から帰ろうZE☆」と全然知らない道に行ってみたら、

遭難しました。ちょっとだけ泣いてました。明かりがあるとこんなにも安心なんだと実感。

星空は吸い込まれるくらいキレイでした。皆様はくれぐれも真似しないでください。

無事に家に帰れましたが。みなさんはくれぐれももと来た道を戻って帰ってください。

 

 

どうも。高校の帰り道、いつもの道が退屈になり

全然知らない道を帰ってみようと適当に進んだ結果、さまよった挙げ句

いつもより2時間程遅く家に帰るということが常習化していた、ばたやんです。

 

 

 

さて!皆様お待ちかねの「村に泊まろう 第2章 ~未知との遭遇~編」です。

 

前回の記事はこちらから

第1章 ~冒険~

 

 

 

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えらくアバンギャルドな像に迎えられ無事に村に到着。

突っ込みどころが多すぎるのであえて突っ込みません。

 

ちなみにこの頃には、お尻が爆発しそうでした。

 

 

それにしても…

 

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アバンギャルド

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで無事にお寺に到着しました。

 

そう。今回はこちらのお寺でお祭りがあるそうです。

詳しくは聞けませんでしたが年に1度ほどの先祖を

敬うお祭りです。

 

 

規模はかなり大きく、そこかしこの住民達が

お寺に集まって行う大変大きなお祭りです。

このお祭りに会わせて普段なかなか実家に帰ることのできない

出稼ぎの方々が里帰りをするわけです。

 

 

ちなみに友人の先生(今回同行した)は

およそ10年ぶりに実家に帰るそうです。

10年もあれば幼稚園児が高校生になってしまうほどの時の流れ。

「おかあさーん!(満面の笑み)」と言ってたお隣のお子さんが反抗期になっても

おかしくないほどの期間ですよ。

 

 

それはそれは歓迎ムードもひとしお。

しかも今回はいつもとひと味違います。

 

 

 

 

 

なぜならば…

 

 

 

 

 

 

 

初めて外国人(僕たち)が村に来たからです。

 

 

 

これからどんどんご紹介しますが、

歓迎ムードはなみなみならぬものでした。

お祭りということもありますが、それを差し引いてもすごかった。

村の方々の暖かい歓迎に触れることが出来ました。

本当に貴重な経験でした。ありがとうございます。

 

 

 

さて、無事お寺に着いた僕たちを待ち受けていたのは

現地の暖かい方達でした。

 

 

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僕らの乗ってきたバンの周りはこの盛り上がり。

もうすごいです。

 

あっちこっちで声にならない声や笑い声、叫び声が聞こえ
再会をした喜びを心から喜んでいるんだと思いました。
とにかくヤバかったです。

 

 

久し振りに会った親族の皆様と思い思いに話し合う

今回旅を共にした家族の皆様

笑顔もあり、涙も有りでとても感動的です。

 

 

 

今回僕たちを誘ってくれた先生のお兄さんが

親族の方を紹介してくれました。

 

 

 

 

お兄さん(以下兄)「この人が僕のいとこ。」

ばたやん(以下ばた)「チョムリアップスーオ(こんにちは、はじめまして的な意味です)」

 

 

 

 

 

 

 

兄「で、こっちが僕の姪」

ばた「チョムリアップスーオ」

 

 

 

 

 

 

兄「こっちが僕のおじいちゃんで」

ばた「ちょ…、チョムリアップスーオ」

 

 

 

 

 

 

 

 

兄「こっちは僕の叔父さん」

ばた「チョムリアップスーオ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兄「そんでもって、この人は…」

ばた「え?まだまだ続くの???」

兄「この辺一帯みんな親族だからね~

 

ばた「チョムリアップスーオ。」

 

 

そう。みんな親族なのです。驚きを隠しきれませんでした。
ついつい本来の使い方でない使い方をしてしまいました。

カンボジア人は本当に大家族の方が多いです。

別の村に行った時にも20人家族で暮らしているとかざらでした。

 

 

 

 

なので、僕たちも挨拶回りだけで30分以上はかかったのでは

ないでしょうか。はっきりとは覚えていない。

とにかくチョムリチョムリ言ってたのだけ覚えている。

 

 

 

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チョムリアップスーオの嵐の中にいるひろみ。

実際僕もこんな感じでした。

これから2日間ずっとチョムリしていたような気がします。

 

 

 

 

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こちらの手前のお父さんはなぜか笑顔でマイクを持っている。

「日本人が来たゾーーーーー」と言っているのではなかろうか。

僕たちが到着してからずっとクメール語でマイクを使ってアナウンスしてました。

 

その後明らかに集まりが良かった気がするので、

僕の推理もそんなに間違ってないと思う。じっちゃんの名にかけて。

 

 

 

カンボジアの人たちは優しいですが恥ずかしがりやで有名。

例えば、僕がちょっと顔を向けただけで、

 

 

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みんな顔そらします。

 

プイッっていう擬音がこんなにもしっくり来る瞬間があったでしょうか。

実際にはこんなにあからさまにされてないですが、

まぁ僕もいきなり外国人が来たら遠目で見守ると思うわ。

 

 

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この子に至っては僕を見て終始笑ってました。

子どもたちの集団がいて、その中で一番小さな子だったのですが

こんにちはーと声をかけるだけで爆笑。

 

最終的には目が合うだけで爆笑しだす始末。

そんなに顔面白いんか僕は。

 

 

まさに未知との遭遇。

外国人に初めて会った子の反応はあんなもんかもしれません。

 

 

 

 

 

 

ばた「スオスダーイ(こんにちは)」

青シャツの子ども「(何やら周りの子とひそひそ)…わっ(爆笑)」

 

 

 

 

 

 

 

 

ばた「…(よそ見)」

子ども「…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ばた「…スッ(目線を向ける)」

子ども「(爆笑)」

 

 

 

 

 

 

 

 

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ばた「………スッ(目線を向ける)」

子ども「(爆笑)」

 

 

 

 

という無限ループ。

日本に「何度もチラ見をする」という慣習があると誤解されてない

ことを祈ります。

 

 

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さてその後、一同お寺の中へ。

大きなブッダ像の前に家族一同座り、お祈りをします。

 

カンボジアは言わずと知れた仏教の国。

国民の大半が仏教徒でそこかしこにパゴダ(お寺)があります。

まさにカンボジアの生活は仏教と切っても切れない関係。

生活の一部、イベントの一部に仏教が絡んできます。

 

今回は家族のみなさんに混じってカンボジア式のお祈りを教えていただきました。

 

 

 

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日本と変わらず、子孫繁栄や家内安全、これからの未来の成功をお祈りするそうです。

参加させていただくお祭りは仏教と密接に関わる大イベント。

異国の地で宗教観に触れるのも面白いと感じました。

 

 

 

さて、無事にお祈りが終わり一同は今夜眠る家に向かいます。

 

 

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パゴダの大きな門を抜けると大きな象の像がありました。

 

 

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少し眠そう。

 

カンボジアでは象は古くから親しまれている動物。

アンコールワット遺跡の壁画にも描かれており、

こっちで買うTシャツなどのデザインにひたすら象を使うほど。

ちなみに今僕が来ているTシャツも象の柄です。

この前買ったやつも象でした。

 

 

 

一同は歩いて家に向かいます。

 

歩いてる途中にお店がたくさん並んでいたのですが、

お店の店主さんがこれまた親族の方。

 

一旦逃れたと思いきや

発達したチョムリアップスーオ2号に直撃してしまいました。

カンボジアは家族を本当に大切にする国なんだと感じました。

 

 

 

そんなこんなで家に到着。

伝統的な高床式の住居で、カンボジアの一般的な住宅です。

 

 

 

 

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寝る場所はここ

床が竹で出来ており、下が丸見えです。

明らかに不釣り合いなマットレスがありますが、

あれが客人用のベッドです。

 

 

家の方「まさきはVIPだからね!ベッド用意したよ!」

 

 

と用意してくださったマットが左側にあります。

基本的に皆さん床に寝ます。それも10人~15人くらいで。

 

 

 

この後ひろみは僕がベッド(マットレス)で寝る

という事実を聞き「ふざけんな」と一言言ってました。

ひろみは床で寝てました。ごめんよ、ぐっすり寝れました。

 

 

 

当然田舎の家には…

 

 

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豚っ!!!!!

 

 

 

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鳥っ!!!!!

 

 

さらには猫、犬、ガチョウもいました。

動物パラダイスやでここは。しかも放し飼いやで。

これがカンボジアンスタンダード。

 

 

 

お兄さん(英語がうまいので僕たちの世話をしてくれてます。)に

すすめられシャワーを浴びさせていただくことに。

 

どうやら豚がいる向こうにお風呂があるらしい。

 

なるほど。

 

 

 

豚のブヒブヒをかいくぐり、先へと行ってみました。

すると洗濯場ありません。

 

 

 

 

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ばた「いやいや洗濯場じゃなくてお風呂行きたいやん(笑)」

兄「ここやで」

 

 

 

 

 

 

 

 

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ばた「えっ」

兄「ここやで。ここで身体洗うやで」

 

 

 

 

 

 

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ばた「でも、壁とかないし何より座るとこもないし、それに…」

兄「ここやで」

 

 

 

 

 

 

 

 

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お風呂ここでした

 

 

 

誰かがこう言ってました。

 

「お風呂は命の洗濯」

 

そうか。お風呂は洗濯場だったんだね…

 

 

 

部屋で服を脱いで、パンツだけを身に着け

クロマーという布を身体に巻きお風呂場へ。

ここで身体を洗い、身体を拭き、そして部屋に帰り

服を着るという入り方まで丁寧に教えてくれました。

 

 

女性に対する配慮でパンツを身に着けてますが、

普段はそこまで気にしないそうです。

ちなみにもちろん水は冷たいです。

 

 

 

 

 

パンツのままお風呂を浴びた後

 

 

 

 

 

 

 

 

ばた「…これパンツどうすんの?」

兄「新しいの履いて、履いてたパンツは自分で洗って干す。」

 

ばた「どこに?」

兄「そこ」

ばた「ほう……」

 

兄「クロマーの隙間からのポロリには気をつけろ。絶対にだ。

ばた「はいな。」

 

 

 

 

 

 

 

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その辺の竹にパンツ干しました。

 

 

 

その上お兄さんから厳重にポロリについて気をつけるように言われので、

めっちゃ気をつけて脱いだんですけど慣れてないためポロリしました。

 

お約束。人がいなくてよかった。ホントよかった。

 

 

 

 

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お風呂に入った後はお兄さんに誘われ現地の方とバレーボール。

 

 

兄「いい汗流そうぜ!」

 

いやいやなんで先風呂入ったんや。

結局この後汗だくになりました。

 

 

 

さて、このバレーボールですがかなり本格的。

やってみてわかりましたが皆さんかなりお上手です。

 

少しバレーをした後にコートの周りには現地の方々が

ぞろぞろと集まってきました。

 

 

 

 

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なんだか、地区のバレー大会決勝みたいな雰囲気の中

バレーボールを楽しみました。

 

お兄さんがボールを触るたびに

 

 

兄「オイシー!!」

 

 

と叫ぶのが個人的にツボでした。

ちなみにお兄さんは日本語の響きが好きなようです。

 

 

 

 

 

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そしてもはや半裸はデフォルトですね。

 

もはやユニフォームと言ってもいいかもしれません。

 

足を2本つりかけて、これ以上バレーが出来なくなったとこで帰ることに。

運動不足すぎ!これは本当にあかん。体力作りしなければ!

 

 

 

 

その後は家に帰り、

 

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夜は陽気なおじさんと語らい…

バレーの後なので僕の髪型がストⅡのガイルみたいになってます。

 

 

 

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カンボジアっぽいトイレで用を足して泥のように寝ました。

 

 

 

 

 

こうして1日目の夜は更けたのでした。

 

 

そして次の日…

 

 

僕たちを待ち受けていたのは村最大のお祭り。

 

 

笑い有り、涙あり、踊りありの1日。

 

 

次回。~第3章 村人からの歓迎編~ですお楽しみに。

 

終わります。 続く。

 

 

 

p.s.

 

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カンボジアでは当たり前ですが、ゆりかごがないので

ハンモックがゆりかごです。すやすや寝ててかわいい。

 

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